2014/10/03

2014年10月のライブ

10月!すっかり涼しくなってきましたね〜

2014年10月のフジ久は、DVDリリース、上映会、インストア、島根、京都、東京で持ち時間50分、片想い企画にお呼ばれと、書いてて笑っちゃうほど盛りだくさんです。

今回はそのうちDVD関連でないものについて。


新メンバー新体制ばっちり絶好調!




■10月9日(木)@高円寺ペンギンハウス
片想い企画












共演
フジロッ久(仮) / 片想い / はいからさん / sajjanu

※片想い、およびフジロッ久(仮)でのチケット予約は終了しました!



片想いに呼んでもらいました!!!!(涙)うう・・・・


踊る理由のyoutubeの衝撃からの猛ディグ、出会った名盤DVD-R「片想い vs VIDEOTAPEMUSIC」を道しるべに突き進んできたこの数年と言っても過言ではありません。


ドのつく名作


ニーマルイチサン夏の夜更け、歌舞伎町の路上でこーたろーにバンドやろうぜって口説いたときにスモーキーオモロ聞かせました。彼も今や立派なシマダボーイ、ぼくらは片想いにお呼ばれしました。しかもペンギンハウスで4バンド。燃えるでしょこんなん。日本語のポップスを愛し、フジロッ久をブラックミュージックからでも読み解ける方には(すなわちホットでリラックスなダンスの愛好家には)一押しのイベントだと思うのですが、フジ久ぶんのチケットは売り切れています(がーん)。



■10月17日(金)@下北沢Club Que
森森子主催スペシャルDJパーティー
「ねくすと超特急! vol.2」

共演
DJ
森森子 / みかん
and more!

DANCE
キャン•ティンコ / 77773



あのダイノジのジャイアンナイトでダンサーとして活動中の森森子(男性)さんの主催イベント「ねくすと超特急!」にお呼ばれしました。森子さん、恥ずかしくなるほどフジ久推し、オールナイトのDJイベントですがバンドが1つだけ、持ち時間もたっぷりで依頼がきました。
この記事(naverまとめ DJ森森子のジャイアンナイト&ねくすと超特急!)とかほんとむさくるしいほどのフジ久愛。どれだけのことをできたなら返事になるのかと気を巡らす日々であります。丁寧に演奏したいな。

うれしす


ちなみにフジ久はこれが過ぎると12月のツアーファイナルまで東京の長めの時間のライブはなさそうです。オールナイトイベントなので来られる方は身分証をお忘れなく。










■10/19(日)@島根 大根島HOME 野外特設ステージ子だぬき音楽祭


14:00〜20:00
前売3500 / 当日4500
※高校生入場無料

共演
曽我部恵一 / ワンダフルボーイズ /NOEL & GALLAGHER /DJ JULIE(リズムステップループス) / 森山らきあ



主催の後藤さんが書いたフジロッ久(仮)の紹介記事がとても嬉しい感じです。「子だぬき音楽祭’14秋ーフジロッ久(仮)-

そもそも僕にとって後藤さんはネットで出会った言葉の人で、最近使っているフジ久の公式プロフィール文は後藤さんに考えてもらったものだし、藤原の2013年ベストツイートゥーザピーポーは後藤健太、七尾旅人、永原真夏で、この3人がたぬき音楽祭で集合。東京からめちゃくちゃ注目してました。(加藤淳也、ヤングのてっちゃん、よしのももこさんもベストツイートピーポー、余談ですが)


とにかく魔法のような響きの言葉を紡ぐひとという印象。


たとえばこんな



そして「不可能を可能に変えていくのって、あれこれ気にせず動いてみれば簡単なのかも」と思わせてくれる、生きた思想の持ち主で。PARK.incの淳也くんと同じように「実際にがんがんやってみる」タイプ。接していて超勇気出る、超おもしろい人なんすよつまるとこ。

どういうことかといいますと。
そんな後藤さんをおもしろがる地元の仲間たちがたぬき子だぬきスタッフとなって、何度も集まってはステージや場内の装飾、案内看板などをハンドメイドしています。
これや
これが

こんなんなるんすよ

これは2013秋 たぬき音楽祭


すごくないすか?俺これ発明だと思ってて。「やればできないことじゃないのに」「誰もこんな風に試してなかった」、そうかこれがニューユタカってやつか!と。
手を使って足を使って一つ一つ積み上げて作っていくこと自体が、準備含めてイベントをやることそのものが、彼らにとっての「子だぬき音楽祭」なのかも。僕がバンドをやっていて、ステージの上や音源を作ること以外の瞬間にフジロッ久(仮)であるよろこびを感じることがたくさんあるように。

先日のIZU YOUNG FESにも何人かで遊びにきていて、「子だぬきをやるみんなでフジロッ久(仮)を見れたことはとてもおおきい」と言っていたんですが、それってメンバーみんなで同じライブを見たり同じ苦労をかいくぐってバンドが良くなっていくのと同じですよね。

ブログの「子だぬき音楽祭’14秋 1ヶ月前。」という記事では

「狭い街だからこそできること。地の不利を活かすこと。どこを切り取っても人の顔があること。」

「普段から繋がりあっている音楽や、それに関わっている人たちの出来ることを紡いでいったら、たまたまそれが名称上、野外フェスといわれるものになったのかなと近頃思います。

ただ、野外フェスって言われると野外フェスではない何かっていう曖昧な言い方をしたい何かなんです。名前とかつけられない何か大切なもの。」

「僕らがやっていることは、フェスでもイベントでもなく、ましてや地域の活性や街づくりでもなくて、ただ心のどっかで切望している何かを必死に楽しみながらやっているだけであって、目的があるのだとしたらそういうことこそ目的なのかなと思ったりしています。」

「どこを切り取っても人の顔がある。
来る人、関わる人、関係する人をそんな術で化かせたら最高だなと思っています。」

どうすかコレ!半分近く引用しちゃいましたよ。
目から鱗だらけの生きた言葉が歌いまくってココロにぐいぐいはたらきかけてくる。

で、会場となる大根島HOMEのロケーションも最高。
 3月にソロライブで行きまして
ここにステージを建設!


the act we actもカヴァーしてる、アーントサリー「すべて売り物」って曲があるんですけど、島根の皆は同じ気持ちから発して「すべて手作り」をぶちかましてるのかなって思います。しかも素朴なフィールドにアメイジングなアイデアがある。期待せずにはいられない!

お近くの方はぜひ。
東京からでも、どこからでも、あそびにきてください。
楽しみでねむれないって言いたい日です。









■10/24(金)@京都KBS HALL
ボロフェスタ前夜祭



共演
SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER / tricot / ボールズ(ex.ミラーマン)/ SEBASTIAN X / home comings / SKA FREAKS / メシアと人人 / バイセーシ / やけのはら / クリトリック・リス / GALs_the_punk!!! / Wor war tonights
and more. . .



関西というと京都に行くことの多いフジ久ですが、それはハイハワやねじ梅をはじめとしたブラザーたちの存在、ほかにも感染ライブ〜homecomings〜odd eyesなどホットな人々が多く居ること、街並みも食事も肌に合うこと、そしてこのnanoと出会ったことで確定的になっています。


骨折も京都でしたね


ロフトやスリー、nanoなど数店舗をのぞけばをライブハウスのブッキングって破壊力に欠けるというか閉鎖的というか、とにかく勿体ないなー(大変なんだろうなー)っていう感触なのですが、では例外である数店舗は何が違うのかっていうと、ただ熱意と遊び心のある無茶なやつが一人いるかいないか。それだけだと思います。

nanoはもぐらさん。彼が居るおかげで居心地のいい場所になっています。初めてのnano、リハでPAのあんちゃんが紳士的かつまったくサラリーマン的じゃなかったため、こちらも自然と心が開いて調子の乗った演奏をかまし、こりゃいいバイブスの交信ができたとホクホクでした。

で、迎えた本番、そのあんちゃんは狭いPAブースで音に乗り、ときに両手を上げ、叫び、ダンス。ろっきーと僕の場所から見やすいところにブースがあるんで、ろっきーと「あいつなんなんだ、いい男すぎる」と。仕事中だろうと気に入った音なら乗っかっちゃうってーのはほんとにホットでビューティフルなことですからもう嬉しくなっちゃって。それが店長もぐらさん。話してみたら何かと話も早くて、ニヤニヤしながらスムースに意気投合。この人は間違いないぞと、京都でイベント打つならnanoだろうと、今年の4月にはニューユタカのツアー京都編を決行。8月にはナノボロフェスタにお呼ばれ。

そんなもぐらさんが主催の一人となって打ち鳴らす、ボロは着てても心は錦的大交響楽、ボロフェスタ。その前夜祭とは名ばかりで実質3デイズの初日、もしくは0日目。われわれは地下ステージのトリをつとめます。かましやす。おこしやす。知ってる諸氏は知っていますでしょう、こういう日のフジ久そして居合わせた人たちが作る景色。

左がもぐらさん




以上、10月のライブをご紹介。新曲も作ってるからお楽しみに!!藤原でした。